HSP3のポータルサイトHSPTV!より、Windows用アプリの製作ソフトHSP(Hot Soup Processor)のインストーラ−本体をダウンロードしましょう。HSPは無料で入手、利用できるプログラム(フリーウェア)です。
簡単にHSPのダウンロードの流れ:
ダウンロードしたHSP(HSP3)のインストーラーを起動して、HSPの開発環境一式をパソコンに導入しましょう。インストーラーはアーカイブ解凍ソフト(Lhasaなど)はいりません。
インストールすると「.hsp」という拡張子を持つファイルがHSPスクリプトエディターに関連付けれます。この拡張子のファイルをクリックするとHSPエディターが起動するようになります。
HSPに付いてるHTMLマニュアルを読もう。HSPのフォルダにある「index.htm」ファイルでリファレンスの表紙部分を開けます。
・『初心者のためのHSP入門 (docs\beginner\start.htm)』
・・・ 超基本的な内容。HSPプログラミング初めての人は必ずチェックするようにしましょう。ただ、これを読んだだけだとプログラム製作はちょっ無理ですよ。
・『プログラミングマニュアル1・基本仕様ガイド (docs\hspprog.htm)』
・・・ 1番の「プログラミングガイド」と、2番の「スクリプト記述の基本」というのはなるべく最初の段階でチェックをしとくといいでしょう。お暇なら4番の「HSPの基本動作概念」も。スクリプトに問題があるときに表示されるHSPエラー情報もその項目にあるので参考に。かなりの文章量あるので大変かもしれないですが、基本的なHSP情報が書いてあるんで。(はっきしいって3番の「拡張文法」というのはまだ無視でいいと思う)
あと、HSPのフォルダに存在する「hsp3demo.exe」ファイルを実行してみましょう。バックグラウンドミュージックにHSPプログラミングの紹介を行うデモンストレーションプログラムです。これはHSPで作られてるものです。(これのソースコードもHSPに同封されてる。)
HSPスクリプトエディターを起動しましょう。「hsed3.exe」というファイルがソースコードを編集するためのソフトです。HSPプログラミング専用の「メモ帳」みたいなものです。ここにコードをひたすら打って、ツールやゲームを作り上げていくことになります。
そして、ひとまず下みたい「mes」という文字を打ってみましょう。絶対に半角の英文字で打ちこみます(日本語入力モードをきって)。これはHSPの「命令」(コマンド)というやつです。
mes
打ち終わったらこの「mes」という部分にカーソル(点滅する縦線)を移動します。それからキーボードの上にある「F1キー」というのを押した場合、HSPヘルプブラウザーっていうソフトが起動します(これもHSP製)。そこには「mes」という命令の解説というのが表示されます。別に表示された説明を暗記とかする必要はないです。F1キーを押して、ヘルプブラウザの説明をどんどんチェックするクセをつけときましょう。
HSP3の本体があるフォルダに「sample」というフォルダがあります。中身はHSPのサンプル集です。「sample\basic」というフォルダがあるので、これは基本的な(ベーシック)サンプルなので,一通りチェックしてみるといいんじゃないかと想います。「sample\game」は簡単なゲームのサンプルです。
HSPスクリプトエディターを前に何から始めればいいのか分からないなら、こららのサンプルのコードをヘルプを見つついじってみるのもいいでしょう。HSPでどういうことが実現できるのかが分かります。
「sampview.exe」というHSPサンプルを閲覧するためのビューアーソフトも用意してあります。このフォルダにあるサンプルをコンパイル実行したり、HSPスクリプトエディターでソースコードをオープンできたりするようになってます。