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HSP HSPプログラミング講座 [7]

○ ウィンドウに1ドットの点を描く

HSPの画面に点を描いてみましょう。「pset」命令を使います。この1つの点は1ドットという単位でも使われてます。色を変えたいなら、すべて「color」命令を使って指定します。

	color 255,0,0

	pset 100,100

	pset 200,100

○ ウィンドウに1本線を描く

HSPの画面に1本の線(ライン)を描いてみましょう。「line」命令を使います。直線と斜線のどちらも書けます。

//	斜線
	color 255,0,0
	line 0,0,100,100

//	縦線
	color 0,0,255
	line 200,200,400,200

//	横線
	color 0,0,0
	line 200,300,200,400

 もし太線を描きたいならば、line命令を何回か呼ぶ以外に、下の四角形を描いてしまうといいでしょう。

○ ウィンドウに四角形を描く

 HSPの画面に四角形を描きましょう。「boxf」命令を使います。パラメータで左上の位置(x、y)と、右下の位置(x、y)を指定し、その範囲内が塗りつぶされます。

//	四角形
	color 255,0,0
	boxf 50,50,100,100

//	長方形
	color 0,255,0
	boxf 150,150,200,250

もし、四角の枠線だけ表示したければ、大きいboxf命令と小さいboxf命令を用意するような形にすればいいでしょう。もちろん、line命令で4本線を描くという方法も考えられます。

	color 255,0,0
	boxf 50,50,150,150

//	白色の四角を中に描く
	color 255,255,255
	boxf 52,52,148,148
	color 255,0,0
	line 100,100,200,100

	color 0,255,128
	line 100,100,100,200

	color 128,0,128
	line 200,100,200,200

	color 255,255,0
	line 100,200,200,200

 四角形の上に、文字表示してみる。

	color 255,0,0
	boxf 100,100,300,300

	pos 150,200
	color 255,255,255
	mes "HSP HSP\nHot Soup Processor"

○ ウィンドウに円形を描く

 HSPの画面に円を描きましょう。「circle」命令を使います。パラメータがboxf命令と似ていて、指定した左上位置と右下位置の四角形の中の接点に円が描かれます。

	circle 0,0,100,100

//	楕円
	color 2555,0,0
	circle 100,100,300,400

 circle命令には特別なパラメータ(p5)があり、塗りつぶし(1)と円の枠線(0)だけ描くモードというのが選択できます。

	circle 0,0,100,100,0

//	楕円
	color 2555,0,0
	circle 100,100,300,400,0

○ 1ドットの点の色(RGB値)を取得する

 描画ではないですが、「pset命令」の逆のような感じに「pget命令」というのがあります。これは 取得するマウスの位置を指定して、1ドットの点のRGB色値を取得するものです。ただ、これができるのはあくまでHSPで用意したウィンドウののみです。

	picload "sample\\demo\\sky_bg.jpg",1

	repeat
		pget mousex,mousey

//		タイトルに表示
		title "R:"+ginfo_r+" / G:"+ginfo_g+" / B:"+ginfo_b+"

//		四角形で表示
		boxf 0,0,50,50

		wait 20
	loop

 システム変数のmousexとmouseyにHSPのウィンドウ内のマウスポイントの位置があるので指定してします。取得した色は「color命令」で指定したのと同じで現在の選択カラー色になります。システム変数ginfo_r、ginfo_g、ginfo_bを見えればRGB値が、上にある「boxf命令」などならその色で図形の描画になります。

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