HSPのインプットボックスは、1行分の文字を入力できるオブジェクトです。「input」命令を使います。第一パラメータの変数を確認すると入力されてる文字が代入されてます。
pos 150,100 // 位置
// バッファサイズの確保 (256バイト)
sdim data,256
// インプットボックス配置時点の文字列
data="HSPのインプットボックス"
// インプットボックスの設置
input data,200,20
button "確認",*kakunin
stop
*kakunin
mes ""+data+""
stop
インプットボックスは文字列の場合にデフォルトで64バイト分しか入力できません。あらかじめ「sdim命令」でバッファのサイズ確保をして下さい。
インプットボックスを配置した後で、スクリプトから表示文字列を変更するには「objprm」命令を使います。
pos 150,100 // 位置
sdim data,256
data="HSPのインプットボックス"
input data,200,20
button "変更",*henko
stop
*henko
objprm 0,"objprm命令で変更"
stop
現在の文字列の後ろに文字列を追記するには、文字同士を結合してから「objprm」命令で適用させます。
pos 150,100
sdim data,256
data="HSPのインプットボックス"
input data,200,20
button "追記",*tuiki
stop
*tuiki
data+="である"
objprm 0,data
stop
HSPのメッセージボックスは、複数行の文字を入力できるオブジェクトです。「mesbox」命令を使います。第4パラメータはスタイルで、編集可能状態と編集不可状態、横スクロールバーの表示ありなし、を指定します。テキストファイルを読み込んで、それをメッセージボックスに「objprm」命令で適用させます。note命令(メモリーノートパッド)をを使います。
// バッファサイズを大きめに確保
sdim data,4048
mesbox data,500,400,5
button "読み込み",*load
stop
*load
// ファイル選択ダイアログ
dialog "txt",16,"テキスト"
if stat=0:stop
// メモリノートパッド
notesel data
noteload refstr
// メッセージボックスに適用
objprm 0,data
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