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HSP HSPプログラミング講座 [12]

○ インプットボックスの設置

 HSPのインプットボックスは、1行分の文字を入力できるオブジェクトです。「input」命令を使います。第一パラメータの変数を確認すると入力されてる文字が代入されてます。

	pos 150,100	// 位置

//	バッファサイズの確保 (256バイト)
	sdim data,256

//	インプットボックス配置時点の文字列
	data="HSPのインプットボックス"

//	インプットボックスの設置
	input data,200,20

	button "確認",*kakunin
	stop

*kakunin
	mes ""+data+""
	stop

 インプットボックスは文字列の場合にデフォルトで64バイト分しか入力できません。あらかじめ「sdim命令」でバッファのサイズ確保をして下さい。

○ インプットボックスとobjprm命令 (表示内容の変更)

 インプットボックスを配置した後で、スクリプトから表示文字列を変更するには「objprm」命令を使います。

	pos 150,100	// 位置
	sdim data,256

	data="HSPのインプットボックス"

	input data,200,20

	button "変更",*henko
	stop

*henko
	objprm 0,"objprm命令で変更"
	stop

 現在の文字列の後ろに文字列を追記するには、文字同士を結合してから「objprm」命令で適用させます。

	pos 150,100
	sdim data,256

	data="HSPのインプットボックス"
	input data,200,20

	button "追記",*tuiki
	stop

*tuiki
	data+="である"

	objprm 0,data
	stop

○ メッセージボックスの設置

 HSPのメッセージボックスは、複数行の文字を入力できるオブジェクトです。「mesbox」命令を使います。第4パラメータはスタイルで、編集可能状態と編集不可状態、横スクロールバーの表示ありなし、を指定します。テキストファイルを読み込んで、それをメッセージボックスに「objprm」命令で適用させます。note命令(メモリーノートパッド)をを使います。

//	バッファサイズを大きめに確保
	sdim data,4048

	mesbox data,500,400,5
	button "読み込み",*load

	stop

*load
//	ファイル選択ダイアログ
	dialog "txt",16,"テキスト"
	if stat=0:stop

//	メモリノートパッド
	notesel data
	noteload refstr

//	メッセージボックスに適用
	objprm 0,data

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