HSpのコンボボックスは、複数行の項目からなるリストを表示して1つの項目を選択させます。オブジェクトの右側にボタンが付いていて、それを押すとリストがドロップダウンします。「combox命令」を使います。表示する文字は項目ごとに「\n」で区切って下さい。
pos 150,100 // 位置
objsize 100 // 大きさ(横サイズ用)
// コンボボックスの設置
combox cb,100,"晴れ\n雨\n曇り"
button "確認",*kakunin
stop
*kakunin
mes "選択した項目ID:"+cb+""
stop
「combox」命令の第一パラメータに指定した変数に選択されている項目IDが代入されます。項目IDは0から始まるので注意する必要があります。上のサンプルでは「晴れ」は項目ID0、「曇り」は項目ID2になります。この変数にあらかじめ項目IDを指定しておけば、コンボボックス配置段階での選択項目です。
cb=1
pos 150,100
objsize 100
// コンボボックスの設置
combox cb,100,"晴れ\n雨\n曇り"
HSPのリストボックスは複数行の項目からなるリストを表示して1つの項目を選択させます。コンボボックスとはデザインが違うだけで機能は同じです。説明は省略します。
pos 150,100 // 位置
objsize 100 // 大きさ(横サイズ用)
// リストボックスの設置
listbox lb,100,"晴れ\n雨\n曇り"
button "確認",*kakunin
stop
*kakunin
mes "選択した項目ID:"+lb+""
stop
「combox」命令と「listbox」命令でオブジェクトを設置してから表示されてる中身の別の文字列全体を変更します。前のボタンとチェックボックスでも登場する「objrpm」命令を使います。
// コンボボックスの設置
combox cb,100,"晴れ\n雨\n曇り"
// リストボックスの設置
listbox lb,100,"晴れ\n雨\n曇り"
button "変更",*henko
stop
*henko
objprm 0,"あいうえお\nかきくけこ\nさしすせそ\nたちつてと"
objprm 1,"東京\n京都\n大阪"
stop